


大人がしてしまうのは たやすいこと
子どもは「自分でできた!」が嬉しいのです。
入園・進級から4ヶ月経ち、子ども達もできることがどんどん増えてきました。お家でも“自分でやりたい!”ということが増えたのではないでしょうか。今回は月組のお部屋の様子から、援助のポイントとともに活動を紹介させて頂きます。
◎着脱について
1歳児の子もパンツやズボンを1人で履けるようになった子が増えてきました。
クラスでは、低い台を用意して片足ずつ足を入れギュッとズボンを上まで上げています。最初は後ろの部分だけズボンを上げるのを手伝いますが、練習するにつれて自分でできるようになります。履きやすいズボンを用意してあげることも大切ですね。
2歳児の子は自分で水遊びの用意をしています。脱いだ服とズボンを畳み、着替えてロッカーの前に置きに行きます。服やズボンの畳み方を「半分。半分。」とゆっくり見せながら教えると1人で畳めるようになり「手伝ってー。」という事が減り、自分でできるようになりました。水遊び後も自分でお着替えしています。着脱が困難な子には、少し袖を持ってあげたり、首を通すのを手伝うと、あとは自分でできたりします。
◎排泄について
4月は多くの子がトレーニングパンツを使用していましたが、少しずつトイレトレーニングが進み、パンツへ移行できるようになりました。日中、午睡時のお漏らしも減り、トイレで排泄できるようになってきました。クラスでは、登園後、水遊び前、お昼寝前後、降園前に排泄に誘っています。また個別にタイミングを把握して誘うこともあります。排泄が自立してきた子に関しては本人の意志に任せています。こうして少しずつ段階を経て自立を促しています。お昼寝の後におねしょをしていない時はチャンス!トイレで排泄成功の確率が高いからです。ぜひ、そのタイミングで誘ってみてください。
この子はどこまでできるかな? 何に困っているのかな? 子どもをよく観察して、困っている部分をほんの少し手伝ってあげることで、少しずつできることが増えていきます。子どもは毎日成長しています。昨日できなかったことが、今日できるようになるかもしれません。
忙しい日々の中ですが、少し立ち止まって子どもの今の姿を見て、適切な援助ができますように。
12日(火)~15日(金)夏季申請保育
22日(金) 避難訓練
8/1 ~ 8/20日:1号夏休み
12日(金) 敬老会(㊤のクラス)
【ルカによる福音22章 26節】
