おひさまキラキ
お便りと予定
10月のおたより

自然は生命について教える教師である

今年度はコロナ禍の中、様々な制限のある日々を送っています。そんな子ども達の心を育ててくれているのが色々な生き物たちです。マリア・モンテッソーリは『自然は生命について教える教師である。自然のやり方に習おうではありませんか。』と言っています。0歳から6歳までの小さい子ども達には、水・空気・光・土・草花・木、そして小動物など、たくさんの自然に囲まれ、自然の不思議なことを経験できる機会が大切だと言っています。

虹組の子ども達は緊急事態宣言が解除された6月から金魚、蝶、カエル、クワガタムシ、カブトムシ、鈴虫、バッタなど沢山の生き物を観察し世話をしてきました。
特にカエルの世話は興味深かったようで、オタマジャクシからカエルに成長していく変化を毎日、目をキラキラさせて観察していました。カエルになってからは動いている虫しか食べないことを実体験し、毎日の餌探しにクラス皆が一生懸命でした。
クラスに虫が入ってきて飛んでいると、『あっ、つかまえて(カエルの)えさにしなくちゃ。』という声があちこちから聞こえてきました。

生き物の世話をすることは決して楽しい事ばかりではなく『死』とも向き合っていくことになります。みんなが可愛がったカエルが死んでしまった時も皆で祈りを捧げ、園のマリア様の像の下に埋葬しました。そして決して掘り返さないこと、神様が土に戻してくれることを伝えています。
ある日、クラスに園庭で見つけたダンゴムシを連れてきた子がいました。その子はダンゴムシを触って丸まる姿を楽しみ、嬉しそうに観察していましたが、不意にダンゴムシを床に落としてしまいました。すると近くに居た子が『ダンゴムシもにんげんとおなじいのちなんやからたいせつにせんとあかんで。』と言っていました。それを聞いた子は申し訳なさそうに、そっと両手で拾い上げダンゴムシに向かって『ごめんね。』と謝っていました。このように命の尊さに触れて子ども達の心が毎日成長していることを感じています。これからも沢山の経験を積み心優しい人になってほしいと思います。
ちなみに今、フランシスコ教皇は『すべてのいのちを守るため、
よりよい未来をひらくために。』と私達に呼びかけておられます。

今月のスケジュール
[11月の主な予定]
 10日(土) 七五三祝会
 
聖書の言葉
主よ、あなたのみちをわたしに示し、あなたの従う道を教えてください。
あなたのまことにわたしを導いてください。
                          【詩編25篇】