


少しの工夫と少しの声掛けで!!
給食室では毎日、給食が終わると、月齢・体格・活動量・発育状況など、1人ひとりに適切な量で
あったかを判断する目的で、残食量を確認しています。また、改善すべき点があれば、
献立の工夫、形や大きさ、調理上の改善などについて検討しています。
そんな中、あるクラスだけが他のクラスに比べ、残食が多い日が長く続いたので、給食会議で意見交換をしました。
給食の配膳は各クラスで行っており、苦手な物を少しづつ1人ひとりに合わせた量で、
「自分で全部食べられた!」
「嫌いな野菜も頑張って食べられた!」
などと感じてもらえるようそれぞれ工夫されていました。
意見交換を行ったことで、他のクラスの様子もよく分かり、改善策もいくつか挙がりました。
そして、次の日には全クラスが完食という、嬉しい成果が得られました。
少し配膳方法を変え、こどもたちにも「しっかり食べると丈夫なからだになるよ」などと
改めて声を掛けたそうですが、ほんの少しの声掛けと配膳の工夫で、こんなにも変化が現れるのだと驚かされました。
それから、どのクラスも目立った差もなくしっかりと食べてくれています。
このように、給食室では給食を提供するだけではなく、よりおいしく、栄養価が高く、みんなに喜んでもらえるよう
日々確認し、反省、検討、改善を繰り返し続けています。まだまだ暑い日が続きますが、
子どもたちが毎日元気に過ごせるよう、バランスのとれたおいしい給食を提供していきます。
