12月の給食室から
身体が温まる冬野菜
日に日に寒さが増し、空気が冷たく感じられるようになってきました。
早いもので、今年も残すところあと1ヶ月、年末年始に向けて慌ただしい日々ですが、新しい年を元気に、そして気持ち良く迎えるためにも、生活リズムをしっかりと整え、うがい・手洗いはもちろん、栄養バランスの良い食事で免疫力を高め、風邪などのウイルスに負けないよう元気に過ごしましょう。
寒くなると、白菜、ほうれん草、大根、かぶ、ねぎ、などが旬を迎えます。寒い時期に旬を迎える冬野菜のルーツは、寒い地域にあり、例えば大根は地中海近辺、ねぎは中央アジアとされ、これらはどちらも元々寒い北海道と同等以上の緯度にある地域です。
元々寒い地域で栽培されていた野菜である冬野菜は寒さで凍らないように、自分の身を守る
ため、夏野菜と比べて水分が少なく、代わりに糖分を蓄えます。冬野菜を食べた時に甘く感じ
るのはそのためです。ビタミンやミネラルも豊富に含まれているので、免疫力を高め、風邪予防にも効果的です。そして冬野菜は繊維質のものが多いので、胃腸の働きが良くなり、便秘解消にもつながります。体を温める効果もあるので、寒い冬に食べるにはぴったりですね。
他にも、小松菜、人参、れんこん、ごぼう、ブロッコリー、かぼちゃ、さつま芋などが冬に
旬を迎えます。冬野菜をしっかり食べて寒い冬を元気に乗り越えましょう。