おひさまキラキ
給食の献立
7月の給食室から

食事中の声かけについて

保育園では、今年度からコロナ禍で中止していた、栄養士のクラス巡回を月2回再開しています。乳児クラスは給食の様子を観察、乳児クラスでは一緒に給食を食べています。この取り組みは、子ども達が作っている人と一緒に仕事をしたり、食材の話を聞いたりすることで食べる意欲を育て、苦手な食べ物にもチャレンジする力を育むことなどを目的としています。    

 子ども達の様子をみていると、夢中で食べる子、おしゃべりして食べる手が止まっている子、嫌いな食べ物に箸が進まない子等、様々な子ども達がいました。給食に集中できていない子ども達には、保育士が声を掛け喫食に誘導していました。声かけによって、食事中のマナーを学んだり、嫌いな食べ物に一口チャレンジすることが出来、「思ったより食べられる」という成功体験を積み重ねることで“必死に食べる”から“楽しんで食べるという意識に変換していくことが大事です。食べるということが好きでなければ、「お腹が満たされればなんでもいい」という食事に無関心な大人になりかねません。楽しい雰囲気で一緒に食事をし、子ども達一人ひとりに合う声かけを心がけましょう。